New Inspiron 15R を使ってみる IvyBridgeを搭載した15.6インチの低価格ノートをレビュー

 New Inspiron 15R
デルが販売する個人向けノートPC、New Inspiron 15Rのレビューです。
今回掲載するNew Inspiron 15Rは、インテルの最新プロセッサ IvyBridgeを搭載する15.6インチのノートで、 デルではメインストリームに位置づけられる人気の製品。
構成はプロセッサこそCore i7までカスタマイズが可能ですが、 外部GPUやSSDなどのオプションは用意されておらず、メールやインターネット、映画鑑賞など日常的な作業を行うユーザー向けのマシンだといえます。
このNew Inspiron 15Rは価格的に考えて、 デルの製品ラインアップの中では最も安価な製品を提供すると思われるシリーズです。 (2012年7月25日時点)
ですが安いとは言っても実際の機器を見てみるとまったく安っぽくは見えず、 価格だけでなく見た目を重視される方にも向いていると思います。
というわけで今回は、そんなNew Inspiron 15Rについての詳しいレビューを掲載していきます。
製品情報: New Inspiron 15Rの詳細

New Inspiron 15R アイビーホワイトのトップパネルを搭載


トップパネルのカラーはアイビーホワイト
New Inspiron 15Rは、トップパネル部のカバーを着せ替えする事ができるSWITCHに対応しています。 今回掲載のモデルにはアイビーホワイトというカラーのカバーを搭載。
他にも数種類のカラーがラインアップされており、オプションとして購入しておけば気分に応じて トップパネルのカラーを着せ替えする事が出来ます。

New Inspiron 15R 全体写真
15.6インチワイドHD(1366 x 768ドット)のグレア(光沢)液晶を搭載。 自分的にはHD+の液晶などもあると良いと思うのですが、このモデルでは1366 x 768ドットの解像度しか提供されていません。
表示される文字は大きめなので見やすいです。

New Inspiron 15Rの左側インターフェース

New Inspiron 15Rの右側インターフェース

前面のカードリーダー
本体側面のインターフェースの内容は、左側がACコネクター、VGAポート、HDMIポート、 USB3.0ポートが2基、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子。
そして右側が光学ドライブ、USB3.0ポートが2基、LANポート、セキュリティスロット。

背面

背面のリリースラッチ

トップパネルのカバー着せ替えが可能な SWITCH に対応
背面中央に設置されたリリースラッチをスライドさせる事で、 トップパネルのカバーを取り外す事ができます。
上でも述べましたが、このモデルはカバーを着せ替えする事が可能なSWITCHというシステムに対応しており、 デルより提供されているSWITCH用のカバーを購入する事で、他のカラーに着せ替える事が出来るようになっています。
私自身はあまりデザインは気にならない方なので、あれこれ変えたいなどとは思わないのですが、 例えばトップパネルに傷がついてしまった場合にも、簡単に新しいカバーに変える事ができるというのは結構便利。

ディスプレイの開き具合
ディスプレイはそれほど大きくは開きません。(上写真が限界)
これがモバイルノートだと、ディスプレイが開かないというのは不便な場面もあるのですが、 基本的にこのモデルは自宅などで据え置きで利用される事が多いと思いますので、 さほど気にする必要はなさそうです。

New Inspiron 15R のキーボード全体

キーボード左半分

キーボード右半分
キーボードはなかなか良く出来ています。
キートップの中央が緩やかに凹む形状となっており、指で押した際の抵抗が少なくキーを打ちやすいです。
ただ配列に関しては、右端一列にhomeやpgup、pgdn、endといったキーが配置されており、 バックスペースキーなどを押す際に誤って押してしまう可能性があります。
私はこの配列が好きではありません。
ただこのモデルに関しては、バックスペースやEnterキーが他よりも若干幅広めに 設計されるなど、打鍵ミスを起こし難くするような工夫が見られます。実際の操作に関しても、 慣れるまではたまにミスをする(右端のキーを誤って打ってしまう)事があるのですが、 打ちなれるとそういった事もあまりなくなります。
思ったよりも良く出来たキーボードです。

タッチパッド
タッチパッドはボタンとパッドが分離したタイプ。
このタッチパッドもキーボードと同様、良く出来ています。
パッドはさらさらとした素材で指が引っかかるような事がなく、ボタンも少々硬めとは思いますが、 クリックなど操作が快適です。
私的に、PCは仕事で使用する事が大半なため、PCを選ぶ際はまずキーボードとタッチパッドを見ます。 最近は屋外で利用するような機会が減ったため、主にキーボードを重視しているのですが、 タッチパッドの使いやすいノートPCはとても好きです。

New Inspiron 15R プレミアムモデルの性能は?

次にパフォーマンス面について。
掲載のNew Inspiron 15Rの構成共に、ベンチマークテストの結果を見ていきます。
■New Inspiron 15R の主な構成

OS     Windows 7 Home Premium SP1 64bit版
プロセッサ     Core i5-3210M(2.5GHz〜3.1GHz)
チップセット     HM77 Expressチップセット
グラフィックス     HD グラフィックス4000
メモリ     4GB(PC3-12800/最大8GB)
HDD     500GB HDD(5400rpm)
オプティカルドライブ     DVDスーパーマルチドライブ
液晶     15.6インチワイドHD(1,366×768ドット)、光沢
ワイヤレス     Centrino Wireless-N 2230
Bluetooth     Bluetooth v4.0
バッテリー駆動時間     公称値は不明(6セル)
本体サイズ(幅×奥行×高/mm)     378×252×30.03〜34.1
本体重量     約2.74kg
カバーのカラー     アイビーホワイト
今回掲載のモデルはNew Inspiron 15Rプレミアムという、IvyBridge搭載のNew Inspiron 15Rの中では 最小の構成に当たるモデル。(SandyBridgeモデルを含めず)
構成や価格は時期によって変わるので現時点(2012.7.25時点)での内容となりますが、 上に記載した構成で5万円台前半〜半ばと非常に安価です。
デルの製品ラインアップの中では最も安価ではないかと思われる価格設定で、 価格の割りに筐体がしっかりと出来ている事もあって、高い人気を誇ります。
構成は個人向けモデルということもあり、より高解像度な液晶の選択や外部GPU、またSSDなどのカスタマイズは用意されていません。
多分シリーズの性質的に、そういったオプションにニーズがないからなのだと思いますが、 出来れば用意されているとなお良いと思います。
実際の性能はIvyBridgeなので最少の構成でも比較的高め。
ゲームをするなどという高負荷な用途にはあまり向きませんが、 日常的な作業からやや負荷高めのアプリを使った作業等程度であれば、最小構成でも快適に使えるはずです。 (IvyBridge特有の性能により、動画編集なども出来るでしょう)
なお、New Inspiron 15Rは底面から簡単にHDDやメモリにアクセスできるため、 どうしてもSSDを載せたい、またさらに容量の大きなHDDなどを載せたい・・という場合は自分でカスタマイズするのも よいかもしれません。
ただその場合は自己責任となり、万が一故障したとして、保証期間内であっても保証を受けられなくなる可能性があるため注意が必要です。

■ エクスペリエンス・インデックス
プロセッサ = 7.1
メモリ = 5.9
グラフィックス = 5.0
ゲーム用グラフィックス = 6.3
プライマリ ハードディスク = 5.8
内蔵GPUを使用しているため、グラフィック性能はプロセッサなどと比べるとそれほどよくはありません。 スコアはともかく、実際のパフォーマンスはそこそこ良いです。
■ CrystalDiskMark
Seq Read = 76.72、Write = 75.45

512K Read = 24.42、Write = 23.62

4K Read = 0.260、Write = 0.681

4K QD=32 Read = 0.662、Write = 0.663
ディスクの速度は普通。HDDという感じの数値です。
■ BIOHAZARD
平均fps値は25で、ランクはC。
グラフィック性能はあまりよくありませんが、簡単なPCゲームであれば快適に遊べるくらいの性能は持ち合わせています。
負荷の高いゲームなどだと、場面によってはこま落ちします。
といっても、このPCでゲームをプレイされる方はそういないと思います。あくまでも参考までに・・

New Inspiron 15Rは個人向けの低価格モデルです。
他メーカーと構成のみを単純に比べてても安価な15.6インチのノートですが、 ただ安価なだけでなく、筐体の質感やデザイン、操作性などは価格の割りにかなり考えられていると 思います。
カスタマイズ面は、さすがにそれ程充実してはいません。Core i7等の選択肢はあるにせよ、 SSDや外部GPUなどは提供されておらず、そのようなカスタマイズが必要だという場合は 他のモデルを考えた方が良いでしょう。
ですが、マシンの用途が日常的な作業〜簡単な動画編集等であれば このモデルのスペックでも快適に使う事が出来ます。
今回掲載のモデルはIvyBridgeを搭載したモデルでは下位構成にあたりますが、 そのモデルであっても、そのような用途であれば快適に動くでしょう。
カスタマイズ性で若干残念な所はあるものの(製品の性格上、仕方が無いのですが) コストパフォーマンスの高さに関しては、トップレベルともいえる製品だと思います。
サブノートや、普段使うノートが欲しいという方にはお勧めのモデルです。
2012.07.25 Wednesday | デル | comments(0) | trackbacks(0) | 記事URL
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